クルミド出版 | 喫茶店クルミドコーヒーから生まれた出版社

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交換ノート

雑誌「そういえば さぁ、」

近所でやっていた古本市にふらっと寄った時、古本屋のお兄さんが教えてくれたのが「そういえばさぁ、」でした。

私は、東京に住んでいるわけでもなく、西国分寺には何の馴染みもない田舎の大学生です。でも、この雑誌を読んで、1つのエリアとしての西国分寺に惹かれました。普段見過ごしているようなまちの風景も、当たり前のような暮らしも生活も、よーく見てみれば、もしかしたら大事なまちのチャームポイントなのかもしれない、と思うようになりました。

私は普段、大学で観光まちづくりや地域活性化について学んでいて、丁度今、研究の一環として、あるエリアに特化した地域雑誌を作っています。そんな中、ある地域への新しい見方を教えてくれるような雑誌「そういえばさぁ、」は、私の目にすごくすごく魅力的にうつりました。そして、こんな雑誌が作りたい‥!と思いながら、日々雑誌制作にヒィヒィ言っているところです。

「そういえばさぁ、」の創刊号では、みんなの共通認識としての範囲である「西国分寺」に注目した調査の記事がとても面白かったです。この記事を読んでからというもの、私も「みんなの頭の中にあるまちの境界線」が気になり出してしまって、卒業論文もそんなテーマで書いてみようかなと考えているところです。

つい長くなってしまいました。とにかく、新しい世界を教えてくれたこの雑誌に、ありがとうと言いたいです。

ごま団子