[レポート]クルミドギャラリーVol.2「カフェ×出版の可能性」
2013年2月21日、クルミドコーヒーを会場に、クルミドギャラリーVol.2「カフェ×出版の可能性」を開催いたしました。
13:00~18:30は「オープンギャラリー」として、クルミド出版にまつわるパネルや、「10年後、ともに会いに」「やがて森になる」制作のヒントとなった品々を展示。お茶を飲みながらゆっくりと本をお読みいただけるスペースもご用意しました。
続いて、19:30からはトークセッション「カフェ×出版の可能性」として、クルミド出版チームの吉田詩織を進行役に、クルミドコーヒー店主・クルミド出版発行人の影山知明がお話ししました。
本が出来上がってから、初めてクルミド出版についてお話する機会。どうして本を作ることになったのか、という始まりの部分から、本作りの過程、作り終えての想い、クルミド出版の未来まで、みな熱心に耳を傾けてくださいました。
著者との出会い、影山の「本を作れるかもしない。やろう!」という決断。始めから完成した形が見えていたわけでも、過程をすっかり見通せていたわけでもありませんでした。
クルミドコーヒーのスタッフや、ご近所で親しくしている方を中心にメンバーを募ってクルミド出版“チーム”をつくり、小さな決めごと、大きな課題にひとつひとつ向き合って、形にしてきました。トークセッションの中で影山が「もしその道のりをあらかじめ想像していたら、踏み込めていなかったかも」と話していますが、想像のつかない世界に、時折音をあげながらもどこかワクワクしながら本を作ってこられたのは、クルミド出版・クルミドコーヒーの仲間や、きっと私たちの本を受け取ってくれる人、いつも誰かの存在を感じられるプロジェクトだったからなのではないかなと思います。
トークセッションは平日の夜にも関わらず、会場に16名、Ustream配信や録画をご覧くださった方も多数いらっしゃいました。
クルミド出版に関心をお持ちいただけましたら、ぜひ、Ustream動画もご覧ください。
http://www.ustream.tv/channel/クルミド出版
Ustream協力:山本修裕
(クルミド出版 小島理絵)