[レポート]クルミドギャラリーVol.1「出版記念パーティ」
2013年2月7日、クルミド出版が2冊の本を出した日。
午後から始まったクルミドギャラリーには、
平日にも関わらず何人もの方がお越し下さり、
本を買ってくださいました。
「クルミドコーヒーから本を出す!」そう決めてから約1年と半年。
ずっと待っていてくださった方もいらっしゃったりして・・・
その方々に実際に完成した本をお渡しできる喜びはひとしおでした。
そしてその夜。
クルミドコーヒーでは本作りに力を貸してくださった方々をお呼びして
ささやかなパーティを行いました。
クルミドスタッフお手製のフィンガーフードたち。
今日はちょっと背伸びして、フランスのシャンパンも開けます。
クルミドコーヒーが目指しているのが、いつかの時代のパリのカフェ。
パリにあのカフェがあったから文化は作られた。
(Cafeから文化は創られる。)
それと同じように西国分寺にクルミドコーヒーがあったから
生まれたものがあると言ってもらえたら。
そんな夢があるのです。
このシャンパンを開ける重大な任務を仰せつかったのは、
今回の本の著者とデザイナーたちです!
あれ?開かない?
こちらも、あ、あれ? あかない??
あ、開いたようです。(ほっ。。。)
今日は、無礼講~。
キッチンに入ってくれているスタッフも、食べますよ!
(いつもはやってませんよ。念のため)
このパーティーに来てくださったのは、
日本の本作りを長く支えて来てくださった人たち。
製本を担当してくださったの美篶堂さんや
活版印刷の版を作ってくださった製版所の真映社さん、
印刷をしてくださった九ポ堂さん、中央製版さんなど、
そうそうたるメンバーです!
「場から生まれる表現」をともに作ってくださったクルミド劇場の方々。
いつもお店を気にかけてくれる常連さんで、
本づくりに関しても私たちを然るべき人や場所へと繋いでくださった方なども、
突然の呼びかけにも関わらず駆けつけてくださいました。
沢山の笑顔と、感謝の涙と、ひとりひとりの熱い思いに囲まれて、
きっと、このつながりからまた自分たちの目指すものを作っていける。
そんな可能性を感じた夜でした。
シャンパンを開けられない著者たちも、
引き続き、未来作りの仲間に入れてくださいね。
(クルミド出版 寺井暁子)