きっかけは、酒井葵さんがお手製のくるみ割り人形のクリスマスカード、お店に送ってくださったことでした。
地元にこんな方々がいらっしゃるのかと、ドキドキしながらお訪ねしたのが数ヶ月後。お会いしてすぐ、この方たちにお願いしたいと気持ちの動くのが分かりました。以降、とんでもない印刷の工程を引き取ってくださり、『やがて森になる』ができました。
酒井草平さんも、著者の小谷ふみも、発行人も西国分寺三代目。ぼくらを動かしたのは、ぼくらだけではなかったのかもしれません。
九ポ堂ホームページ
きっかけは、酒井葵さんがお手製のくるみ割り人形のクリスマスカード、お店に送ってくださったことでした。
地元にこんな方々がいらっしゃるのかと、ドキドキしながらお訪ねしたのが数ヶ月後。お会いしてすぐ、この方たちにお願いしたいと気持ちの動くのが分かりました。以降、とんでもない印刷の工程を引き取ってくださり、『やがて森になる』ができました。
酒井草平さんも、著者の小谷ふみも、発行人も西国分寺三代目。ぼくらを動かしたのは、ぼくらだけではなかったのかもしれません。
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ひょんな事からクルミド出版と関わらせてもらうことになって、いつの間にか季節が一回りしておりました。
「活版校正機で本を刷る」という風変わりな注文と格闘しつつできあがった『やがて森になる』は、私共にとって物作りの苦労と喜びが詰まった大切な一冊になりました。「風変わりで楽しい出版社として、50年後もその先も、ずっとそこにあり続けて下さい」と、やはり風変わりな九ポ堂は思うのです。